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テレ東の池上無双に他局の布陣は? 民放選挙特番は“戦国モード”

 10月22日投開票の衆院総選挙戦がいよいよスタート。各党党首は連日、各局のニュース報道番組をハシゴして舌戦を繰り広げ、10日の公示後は街頭で支援を呼びかけている。そんな中、民放各局の看板キャスターが腕を撫して臨む選挙特番の布陣も徐々に明らかになってきた。

 先陣を切ったのはテレビ東京だ。

「テレ東はスポンサー向けの番組説明会を早々に開催。恒例となった『池上彰の選挙ライブ』を放送すると社長自らが9月末の定例会見で発表した。テレ東と池上氏のパイプは想像以上に強い。一時、フジテレビが接触を図ったが全く相手にされなかったぐらいです」(テレビ関係者)

■日テレは又吉センセイが急浮上

 そうした中、メインキャスターが決まらず大混乱に陥っているのが日本テレビだという。「news every.」と「NEWS ZERO」を合体させて選挙特番を立ち上げるもくろみだが、そうは問屋が卸さないようで――。

「『every』の司会を務める小山慶一郎はスケジュールの調整ができているんですが、『ZERO』の嵐・桜井翔がどうしても22日に別のバラエティー番組の仕事が入っていてハマらないとか。しかも、日テレではニュースキャスターに加え、連ドラ『先に生まれただけの僕』が始まる。日テレどっぷりのところに選挙特番まで担ぎ出される必要はあるのかと、ジャニーズも桜井起用のメリットは少ないと現時点では考えているようです」(日テレ関係者)

 もちろん日テレもジャニーズの沙汰を指をくわえて待っているだけではない。桜井がNGだった場合は、同番組に月イチペースで出演している「又吉直樹を起用する方針」(前出の日テレ関係者)だというから、実現すれば驚きの“隠し玉”となりそうだ。

■テレ朝は“オールステーション”体制

 同様にキャスター候補に頭を抱えていたのがテレビ朝日。柱は局アナの富川悠太がMCを務める「報道ステーション」で決まっているのだが、「代わり映えせず、視聴率が取れるかどうか。現在、視聴率が好調な『モーニングショー』の羽鳥慎一も加えた方がいいのではという意見も局内で持ち上がっていた。この話に『報ステ』のスタッフサイドは構成がぶれると牽制していましたが、知名度と親しみやすさは羽鳥の方が上ですからね」(テレ朝関係者)。

 結局、「報ステ」の富川と小川彩佳のコンビに政治ジャーナリストの後藤謙次氏、「サタデーステーション」から高島彩、「サンデーステーション」から長野智子らを起用する“オールステーション”体制で本番に臨むことになった。

 TBSも似たような悩みを抱えている。夕方のニュース番組「Nスタ」を担当する同局の井上貴博アナとタレントのホラン千秋を司会に据えて、「NEWS23」の星浩キャスターが解説を担当することを発表したが、「これで数字が取れるのか?」という声が上がっているからだ。

「視聴率が好調な『ひるおび!』司会の恵俊彰を起用するプランもあったが、報道と情報番組でスタッフ間の関係もビミョー。いまひとつまとまらない。視聴率でいえば恵に軍配が上がりますが、どうなることやら……」(放送作家)

 フジテレビはどうか。

「当初は『Mr.サンデー』の宮根誠司、『とくダネ!』の小倉智昭、揚げ句はビートたけしの名前まで浮上していましたが、結局、メインMCは宮根に決定。サブを伊藤利尋アナ、島田彩夏アナ、宮司愛海アナに加えて、BSフジの『プライムニュース』でキャスターを務める反町理氏(フジテレビ報道局解説委員長)が解説を務めます。反町氏の起用は今年6月までBSフジ社長だった宮内社長の肝いり人事。本音をいえば新番組『THE NEWS α』の椿原慶子をメインに推したいところですが、10月に始まったばかりで知名度不足は否めませんからね」(フジ関係者)

 22日の投開票まであと10日あまり。各局の思惑が蠢くキャスター人事。当選に浮かれる政治家に冷や水を浴びせ、視聴者をうならせるのはどの局か。